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四塩化炭素
フロン11、フロン12などの製造原料であり、大気中の寿命はきわめて長く、特定フロンと同程度のオゾン破壊能力がある。
以前は溶媒のほか、消火器の消火材や冷却材に広く利用され、俗に四塩炭(しえんたん)とも呼ばれていたが、その毒性の為に既に使用が廃止された。現在では試薬としてのみ流通している。
常温では無色透明の液体で、水に難溶性の液体(常温)。
日本では、1989年当時に約57,000トン生産されていたが1990年に開かれたモントリオール議定書の締約国会合で規制物質に取り上げられたことから、1995年末までに四塩化炭素の生産は停止された。また開発途上国に対しても、2010年までに全廃することとしている。
四塩化炭素の物理的特性
| 色 | 無色 |
| 分子量 | 153.8 |
| 沸点 (20oC ) | 76.72 oC |
| 融点(20 oC) | -22.92 oC |
| 密度 (25 oC) | 1.594 g/ml |
| 固体密度 (-186 oC) | 1831 kg/m3 |
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1,2-ジクロロエタン
ハロゲン系炭化水素に属する有機化合物で、クロロホルム様の臭気を持つ無色透明の液体です。
主な用途としては塩化ビニル等樹脂の原料、フィルム洗浄剤、溶剤等があります。
人体への影響としては、肝障害、腎障害が知られています。環境基準値は、「0.004mg/リットル以下」と定められています。
1,2-ジクロロエタンの物理的・化学的特性
| 物理的状態(常温) | 無色透明液体 |
| 臭 気 | クロロホルム様な 甘い匂い |
| 密度(20℃) | 1.253 |
| 沸点(1atm) | 83℃ |
| 融点(1atm) | -35℃ |
| 蒸気圧(20℃) | 8.5kPa |
| 引火点 | 12~15℃ 引火性が高い |
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1,1-ジクロロエチレン(C2H2Cl2)
揮発性有機塩素化合物の1種で、有機ハロゲン化合物で無色透明の液体。
可燃性の極めて高い、無色で不快臭の液体である。水には溶けないが、エタノール、ジエチルエーテル、アセトン、ベンゼン、クロロホルムには溶解する。
主な用途としては、塩化ビニル等樹脂の原料、フィルム洗浄剤等があります。人体への影響としては、麻酔作用が知られています。環境基準値は、「0.02mg/リットル以下」と定められています。
吸入した場合の最も大きな影響は中枢神経系に表れ、高濃度では鎮静、酩酊、けいれん、昏睡などの症状が出ることがある。
1,1-ジクロロエテンの物理的・化学的特性
| 物理的状態(常温) | 無色透明液体 |
| 臭 気 | クロロホルム様な 甘い匂い |
| 密度(20℃) | 1.213 g/cm3 |
| 沸点(1atm) | 32 ℃ |
| 融点(1atm) | -122℃ |
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シス-1,2-ジクロロエチレン
第一種特定有害物質(揮発性有機化合物)の一つ。
クロロホルムのような臭いのある、無色、揮発性で、引火性のある液体。
産業的には、有機溶剤、合成樹脂の原料などの用途がある。
また、環境中では、トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンの分解生成物として検出されることが知られている。
土壌中でテトラクロロエチレン、1,1,2 トリクロロエタン、トリクロロエチレンが分解する際に生成される物質である。
このため上記物質の汚染の可能性があるところの調査では、シス-1,2-ジクロロエチレンを調査対象物質に入れる必要がある。
シス-1,2-ジクロロエチレンの物理的・化学的特性
| 物理的状態(常温) | 無色透明液体 |
| 臭 気 | 芳香臭があり |
| 密度(20℃) | 1.2837(g/cm3) |
| 沸点(1atm) | 60℃ |
| 融点(1atm) | -80℃ |
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